
1.はじめに
朝が苦手、というより、朝が始まった瞬間にもう気持ちが沈んでいました。
目覚ましが鳴る前に目が覚めて、天井を見ながら「ああ、もう今日が始まるのか」と思う。特別つらい予定があるわけでもないのに、体の奥が重たい。布団の中でスマホを触りながら、時間だけが過ぎていく。そんな朝が、平日になると当たり前のように続いていました。
一番しんどかったのは、朝の時点で「今日はダメそうだ」と決めつけてしまうことでした。
一日が始まる前から、もう消耗している感覚。
あなたは、朝起きた瞬間から気持ちが落ちている日、ありませんか。
2. 当時の失敗・うまくいかなかった方法
当時の私は、「朝を変えれば一日が変わる」と思い込んでいました。
だからこそ、いろいろ試しました。
早起きをしてみたり、目覚ましの音を変えてみたり、起きたらすぐカーテンを開けるようにしたり。
朝用のルーティンも作りました。水を飲む、ストレッチをする、深呼吸をする。
どれも一見よさそうですが、正直、続きませんでした。
理由は単純で、朝の私はすでに疲れていたからです。
「よし、やるぞ」という気力が残っていない状態で、新しいことを詰め込むと、逆に負担になる。
できなかった朝は、「また守れなかった」「意志が弱い」と自分を責めていました。
特にダメだったのは、「朝から前向きでいなきゃいけない」と思い込んでいたことです。
前向きになれない朝=失敗、という判定を、毎日のように下していました。
朝だけで、かなりのエネルギーを使っていたと思います。
3. あるきっかけ・考え方の転換
変わるきっかけは、ある平日の朝でした。
相変わらず気分は重く、布団から出るのも億劫。
いつもなら「切り替えなきゃ」「気合入れなきゃ」と考えるところで、ふと、こう思いました。
「朝って、そんなに大事な時間じゃないのかもしれない」
一日を左右する重要な時間だと考えるから、うまくいかないと落ち込む。
でも、実際は、朝なんてただのスタート地点でしかない。
完璧である必要も、元気である必要もない。
この考えが浮かんだとき、少し肩の力が抜けました。
劇的な気づきではありません。ただ、「朝に期待しすぎていたのかも」と感じた程度です。
4. 実際にやった具体的行動
そこから私がやったのは、「朝を整えようとするのをやめる」ことでした。
代わりに、「朝は乱れていて当たり前」という前提にしました。
まず、朝にやることを減らしました。
身支度は最低限。朝食も無理にちゃんと食べない。
5分でも10分でも、ぼーっとする時間を許可しました。
次に、「朝に考え事をしない」と決めました。
将来のこと、仕事のこと、人間関係のこと。
朝に考えると、だいたい悪い方向に膨らむからです。
スマホを見る時間も、少し変えました。
以前は、起きてすぐ情報を詰め込んでいましたが、今は天気を見る程度。
ニュースやSNSは、家を出てからにしています。
期間で言うと、最初の2週間くらいは違和感がありました。
「こんな適当で大丈夫か」と不安にもなりました。
それでも、朝を無理に良くしようとしない姿勢は続けました。
5. 結果どう変わったか
正直、朝が好きになったわけではありません。
今でも、気持ちが沈んだまま始まる日はあります。
ただ、「朝の時点で一日が決まる」という感覚は薄れました。
朝がダメでも、そのまま淡々と時間が進む。
昼には少し持ち直すこともあるし、そうでない日もある。
何より、朝に自分を責める時間が減りました。
それだけで、消耗はかなり違います。
前よりマシ、という表現が一番しっくりきます。
6. 読者の皆様へ
このやり方は、「朝を有効活用したい人」には合わないと思います。
でも、朝から自分を立て直そうとして疲れている人には、一つの考え方としてありかもしれません。
朝は、ただ始まるだけ。
そう割り切れるようになってから、少し楽になりました。
7. まとめ
朝を大事にしすぎていた頃、私は毎日つまずいていました。
今は、朝に期待しすぎないようにしています。
万能な方法ではありませんが、続けられているのは事実です。
同じように朝が重たい人の参考になればと思います。